名古屋工業大学ヨット部

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3/28.29.30練習報告

日頃より大変お世話になっております。470級4年の野首匡平です。

春合宿最終週となる3/28〜30日の練習報告をさせていただきます。

 


この週は土曜日にスナイプ級が、豊田自動織機の加佐原さんに練習のサポートをしていただきました。都度名工のスナイプチームをご教授下さりありがとうございます。

 


同志社ウィーク明けの今週は、新2年となるスキッパーを乗せて木曜日は強風コンディション、金曜日は軽風のコンディションで練習し、なんともギャップを感じながらクルーとしてスキッパーを教えることに努めました。

 


冬合宿で強風コンディションのスキッパーへの指導がかなり上手くなったと自負しており、バングを引かせてブローで風を当ててスピードをつけさせ、徐々にカニンガムを引かせてセールを浅くしながら高さを取りに行く、メインの出具合によってはセンターをいじらせる等、オーバーヒールの回数はレギュラースキッパーよりはるかに多いですが、時としてプレーニングさせる走りをすることが出来、後輩の成長に貢献できたのではないかと思います。

 

3月30は春合宿最後の締めとして大掃除を行いました。去年に引き続き、毎練習艇庫の清潔さを保つ取り組みを継続させることで、利用する場所への感謝を忘れないチームとしての意識を高めて行きます。

 


この週をもって4年は、春合宿及び非常な寒さに悩まされた冬の蒲郡での練習が終了しました。冬装備の重要性を知らず、スーパーウォーム1枚で出艇したこと、ワイジャイでブームパンチをくらい冬の海に投げ出されたこと、90度のオーバーヒールで海に落下したことなど、クルーとしての困難が詰まっている冬を漸く乗り越えました。470のこと、ヨットのことを何も知らないうちはただ寒く怖いだけの冬の蒲郡でしたが、年々パワーダウンを知り、沈への危険に敏感になり、後輩と乗って自分がやらないと終わるという責任感をもつようになったことで、今年は冬に怯えることなくセーリングをすることが出来ました。今年の冬は正直楽しかったです。(同志社ウィークでの雪出艇を除く)

知らないことを知ることは人にいくらでも頼れますが、それを出来るようにするには自分でやってみるしかありません。これを怠った分野ほど苦手なります。冬の蒲郡は、このことを痛いほど教えてくれました。後輩も何度目かの冬では是非これに気づいて、オールシーズンenjoyなセーリングをしてくれるといいなと思います。

 


4日練は終わりましたが、私たち名工大ヨット部は最終目標に向け、来たる国体予選・スナイプデイ、個人戦予選、中部470とマイルストーンを置きながら日々成長・技術向上に向けて取り組んでまいりますので、監督、コーチ、OB•OGの皆様方これからも応援とご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 


470級 4年 野首匡平

 

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