名古屋工業大学ヨット部

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新体制での目標#4

お疲れ様です。470級新4年となります、野首匡平です。

学科の同期が部活を引退していき、暇を持て余す中で、ヨット部に所属する自分にはまだ1年間、新チームを創っていく存在として活動の機会があることがとても嬉しいです。

最後の1年となる2024新体制の目標について書いていきたいと思います。

 

 

 

私の新体制での目標は「1人1人の意識に影響を与えていく存在であること」です。その結果チーム全員がインカレ入賞を心の底から果たしたいという強い想いを持って来年の11月江ノ島の舞台に立ち、あとは力を発揮するだけという状態を目指していきます。

 

 

 

前年度に続き、私たちヨット部が1年間目指していく目標は、インカレ総合入賞です。見た目としての目標は誰にとっても変わらないものですが、目標に対する捉え方というのは人によっても様々で、頑張りがいがありワクワクするものだと思う人もいれば、自分にとって遠すぎる、できないとはなから思う人、与えられたものだとしか思えない人など、これは立場や経験、部活を何のために取り組んでいるのかという姿勢によっても変わるもので、部活のような役職や学年が上から下にかけてピラミッドになっている組織ではよくあることですし、捉え方に良い悪いがあるという訳ではありません。ですが、本当に強いチームというのは1人1人が少なくとも目標に対して同じプラスの想いを持っていて、最終的には同じ直線上を歩んでいる。そんなチームであり、去年達成出来なかった目標に再び挑んでいく今年の名工はそのようなチームでなければならないと考えています。

私は全員が目標に前向きに向かっていくチームであるために、このブログでも1つ、1人1人の意識が変わるような話をしたいと思います。(特に現役には是非読んで欲しいです。)

目標に自分の姿勢が向くために何が必要なのか?それは「内発的動機づけ」です。簡単にいうと、これやろうねという外から与えられようなものではなく、自分で決定し、自分の内側から湧いてくる、渇望のようなものです。例えばTOEIC700点を取ろうとする3人の人間がいるとします。1人目は大学のゼミで課題として突然与えられ、取る意味を見出すことが出来ていない人、2人目も大学のゼミで課題として与えられたが、今勉強して点数を取っておけば、将来院試や就職、自分のキャリアの幅が広がるなと考えている人。そして3人目は留学を見据えて英語の勉強をしておきたく、TOEIC700点という選択肢を自分で取った人です。この中で、内発的動機付けにあたるのは2番目と3番目の人間です。3番目はそもそも自ら目標を立てており、2番目は、目標として与えられはしましたが、その達成に自分なりに意味を見出し、達成の先にある自分なりの利益を獲得しようとする立派な内発的な動機があります。

監督・コーチを含め私たち4年は3番目に当たりますが、是非後輩のみんなには2番目の人間を参考にして欲しいと考えています。インカレ入賞という目標を達成した先にこういう人間になりたいでもいいですし、先輩に打ち勝ち、レギュラーとしてインカレ入賞をもぎ取りたいでもいいでしょう。自分が頑張る軸を決めることができれば、それに向かってあとは努力をしていくだけです。その軸があるかどうかが、意識の差、そして行動の差にも繋がります(結構前のブログでOBの木村さんが書いていたと思います)

 


私はこういった、誰でも頑張れば習得できるスキルや知識ではなく、変えることの難しい思考・行動様式を変えられるよう、理由や意味づけをはっきりとした発言をし、最高にまとまった形でチームが1年後江ノ島の場で活躍できるよう取り組んで行きます。

 

 

 

470級新4年 野首匡平

 

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