いつもお世話になっております。2024年度スナイプリーダーを務めます、新4年の松下修弥です。2023年度、様々な形でご支援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、先日引退された先輩方、お疲れ様でした。そして、本当にお世話になりました。
思えば2年半前の試乗会、先輩方の温かく楽しい雰囲気、風を切って海を突き進む爽快感に惹かれ入部を決意しました。僕をヨットの世界に導いてくれたのは間違いなく先輩方のおかげです。これからもご指導よろしくお願いします。
2ヶ月前の団体戦予選、僕達スナイプチームは3位という結果に終わり、目標としていたインカレ入賞どころか出場すら叶いませんでした。
船やセールなど、どれをとっても中部トップの環境で練習をさせていただけたのにも関わらず、当時3年生ではありましたが全国の舞台にスナイプチームを導くことができず、悔しい気持ちでいっぱいでした。
しかし後ろを振り返っている時間はなく、予選で負けたその日に僕は新スナイプリーダーを任され、先輩方の助けを大いに借りながらチームをまとめて2ヶ月が経ちました。プレイヤーとしてヨットにだけ集中し、自分のレースの結果だけと睨めっこしていればよかった今までとは違い、スナイプチーム14人をまとめていくことの難しさを感じた2ヶ月でした。練習メニューの構築、時間管理、モチベーションの維持向上、470チームとの連携…あげたらキリがないですが、思った通りにチームを動かせない自分に不甲斐なさを感じると同時に、先代スナイプリーダーの偉大さをひしひしと感じております。
そんな中で、自分が目指したいチームが明確になってきました。それは学年関係なく一人ひとりがプレイヤーとしての自覚、目標を持ちそれに向けてチーム全体で高め合っていける、そして練習がきつい時やチームの雰囲気が良くない時でも積極的に声を出しそのような空気を吹き飛ばす、そんな活気あるチームにしたいと考えております。
さて、今年度の目標は主将の衣川が主将挨拶でも書いた通り、「インカレ総合入賞」です。そして各クラス共にインカレ入賞を目指します。
去年から続くこの目標は、470チームがインカレで17位であったことからも分かるようにかなり高い目標です。また、新体制になり、レースメンバーが一新され今までレースメンバーではなかった人がレース艇に乗ることになるでしょう。そのようなチーム状況で入賞などできるのでしょうか？僕はできると信じています。なぜなら2年前、同じようなチーム状況にも関わらずインカレ予選を通過させたのだから。レースメンバーとしてレースに出させていただいたこの2年の知識や経験を、今度は同期や後輩に伝えていきチームの底上げを図っていきたいです。
最後になりますが、
僕自身、技術的にも精神的にもまだまだ未熟なセーラーですが、スナイプリーダーというチームを引っ張る立場として一年間精進して参ります。そして来年のこの時期に4年間の集大成として最高の結果で終われるように全力で努めて参りますので、OB OGの皆様、監督、コーチ、また関係者の皆様、今後とも変わらないご支援のほどよろしくお願いいたします。
名古屋工業大学 松下修弥
