日頃より大変お世話になっております。
副将の髙野陸斗です。
9/16.17にて行われました、中部学生ヨット選手権大会の結果報告をさせていただきます。
以下、最終結果になります。
470級
1位 名古屋工業大学 49pt
4822竹尾・紀國 1-1-7-3-1-1
4770髙野・若山 3-3-4-5-3-5
4769森雄・島田 2-2-1-2-2-3
2位 名古屋大学 99pt
3位 名城大学 188pt
スナイプ級
1位 名古屋大学 90pt
2位 名城大学 118pt
3位 名古屋工業大学 127pt
31690酒井・野首 9-5-9-5-9-4
31689松下・加藤 10-2-2-7-1-10
31246木村・衣川 8-8-11-10-8-9
総合
1位 名古屋工業大学 176pt
2位 名古屋大学 189pt
3位 名城大学 306pt
この結果をもちまして、470級は11月に小戸で開催される全日本学生ヨット選手権大会への出場が決定いたしました。インカレまで残り1ヶ月となりますが、名工大ヨット部全体として、クラス入賞を達成できるよう尽力してまいります。
レースは、4〜10knotほどの風域の中で土曜日に4R、日曜日に2Rが行われました。470チーム内では、前日のうちに3艇間の決め事や作戦を考え、全員の共通認識として持った中でレースに臨みました。結果としてはその作戦がかなりハマった形となり、思い通りのレースを運ぶことができました。おおよそ突破が確定となった2日目には、チームの認識として、インカレ入賞という目標に向けて課題を潰し込んでいくことを念頭に置きレースを運ぶことができました。インカレという舞台に出れば、ボートスピードにアドバンテージが無いため、フリートで生じる細かい変化に敏感になる必要があると思います。そういった面での成長を得られるよう、予選ではありながらも良い手応えを掴むことができたのではないかと思います。
私個人といたしましては、チーム成績の安定を考える2日間となりました。インカレでは、周りの見過ぎで艇団に埋もれるようでは自分の順位も安定せず入賞には届きません。これはもちろんそうなのですが、いざ入賞争いに絡むスコアで3日目、4日目を迎えた場合、チーム成績の安定という思考で1点ずつ積み上げるということが出来なければ、これも同様に入賞には届かないのでは無いかと思います。その為、入賞に必要なピースとして、今大会ではそういった面の意識を普段以上に持ったシリーズにしたいと考えました。まず1日目、2日目で入賞ラインに留まれるように地力をつけること、その次には3日目、4日目に1点ずつ上げていけるような展開を考えること、これらをベースに残り1ヶ月をセーリングに費やして行きたいと思います。
また、予選突破という面では、チームの雰囲気を崩さないことを第一とした振る舞いを考え続けた2日間となり、去年からの成長を感じることができました。悪いスコアにより雰囲気が落ちれば、選手のみならず支援艇にまでその雰囲気は伝播し、立て直す事が難しくなってしまいます。そういった空気を絶対に生まないこと、生まれていてもそれを吹き飛ばすこと、チーム全体を巻き込み、単純ではありますが声を出すという面からこの課題をクリアしていけたと思います。全国の舞台でも、難しいシーンが数多くあると思いますが、チーム力という武器を磨き、困難を跳ね除ける力を見せていきたいと思います。
最後になりますが、今大会までご尽力いただいた監督コーチやOB・OGの方々、また遠方より足を運び応援くださったOB・OGの皆様、本当にありがとうございました。インカレの舞台にて、皆様のこれまで贈ってくださった温かいご支援に最大の恩返しが出来るよう、今後とも全力で励んでまいります。この代で活動できるのは残り1ヶ月ほどしか残っていませんが、その中で驚くほどの成長を遂げ、逞しい姿をお見せできたらと思います。今後ともよろしくお願いします。
以上で大会報告を終わります。
名古屋工業大学副将 髙野陸斗