名古屋工業大学ヨット部

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夏合宿に向けて#1

お世話になっております。主将の加藤です。

今週から始まる夏合宿に向けて、2年生以上のメンバーがそれぞれの目標を綴りました。中部インカレ突破と全日本インカレ入賞を目指し、一丸となって挑戦する意気込みをご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

スナイプ級クルーの私は以下の目標を設定いたしました。

 

①スタートの強化:

レースにおいてスタートは最終順位に関わるほど重要だと言われています。これまでの練習では上手くいかなかった要因として、自艇のポジションが時間に対してバラバラであり、他艇に対処する手段が限られていたことが挙げられます。スナイプは艇重量が重い分、加速や減速に長い時間を要します。その為、その時間・スタートラインに対する自分のポジション取りが難しく、更に、バウを前に出すにも、加速のきっかけとなるルームが必要であり、他艇が近くにいれば、スピードをつける前にまずはそれだけのルームを作るところから始めなければなりません。

この現状を打破しなければ、インカレ入賞はおろか、中部インカレ突破も難しいでしょう。

夏合宿では、毎回ベストスピードでジャストなスタートを切るようにトレーニングし、他艇への対処数を増やしていきます。

 

 


②コースプランの見直しとベストコースのルーティン化:

最近は考えすぎてレース中に決断が遅れる傾向があります。レース後の反省でも、結局シンプルなコースを引いた方が良かったなど、複雑なことを考える必要がなかったという結論になります。

夏合宿ではこれまでのレースを振り返り、良かった選択とミスした選択を分析し、好成績を残し続けている470チームの戦略も参考にして、シンプルなベストコースを構築していきます。

 

 


③ボートスピード強化:

スナイプはボートスピードにあまり差がないと言われていますが、実際、関東や関西の強豪校に比べ、スタート後のボートスピードには大きな差があると感じています。私は3年生のヘルムスマンと乗っていますが、身内でも1番艇のボートスピードに勝てません。最近の練習で、私の船では、微風下のボートスピードが課題になっております。コース練習ではコースプランで遅い原因をカバーしていますが、ボートスピードの向上が無ければこれ以上の成長は望めません。

夏合宿では、その日最も速かった艇の走らせ方を参考に実践し、PDCAサイクルを回しながら、冷静にペアと連携を取り、名工大の1番艇と言われるほどのボートスピードをつけることを目指します。

また、自分の基本動作について再確認します。私は1番クルーと思っていますが、最近の練習で、自分のクルーワークやその時の風域での動作やセールシェイプがロスになっていないか、若干の不安を感じています。特に微風下での動作ロスやセールシェイプはボートスピードに大きく影響するため、インカレ予選までの最終確認としてクルーワークを最高レベルまで磨き上げ、確固たる1番クルーを目指します。

 

 

 

 

 

夏合宿の成果として、中部インカレで470とともに総合優勝を目指し、11月の全日本インカレで入賞するため、残り少ない練習を大切にして参ります。監督・コーチ、OB会の皆様、引き続き、ご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。

 

https://www.enoshima470.org/single-post/the-4th-fleet-race-in-2023-report

↑7/29,30に行われた関東470協会フリートレースのレポートです。名工大470チームがしっかり結果を残して帰ってきました。同じチームとして誇らしいです。是非ご覧ください。