名古屋工業大学ヨット部

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6/17.18 個人戦予選結果報告

日頃より大変お世話になっております。

副将の髙野陸斗です。

6/17.18の2日間に渡って行われました、中部学生ヨット個人選手権大会の報告をさせていただきます。


今大会におきましては、石川監督、村田コーチ、渡邊さん、児玉さん、阪倉さん、濱口さん、岩瀬さん、水野さん、吉見さん、内藤さんにサポート頂きました。また、大会運営として森本さんにお越しいただきました。暑い中の長期戦となりましたが、万全のサポートをいただきありがとうございました。


8Rというレースを消化する中で、コンディションの変化、インカレ5枠を賭けたポイントの変化等、選手としては負担の大きい大会となりました。支援艇の監督コーチやOBさん方の情報収集、艇への伝達、声掛けに助けられ、レースに割ける集中力は他大学と比べて格段に大きかったと感じます。レース毎に、支援者への感謝を募らせる2日間となりました。頼もしいサポートをいただき、本当にありがとうございました。
また、新美さんに小町を出していただいたおかげで、たくさんの1年生にレース観戦という経験をさせてあげることが出来ました。レース後には、1年生からの満足げな話も聞くことができ、本当にお願いして良かったと感じています。お忙しい中とは思いますが、貴重な機会をくださりありがとうございました。


中部学連役員の方々、コンディション変化が大きく難しい海面であったと思いますが、安定したレース運営で8Rの実施をしてくださりありがとうございました。全員が存分に力を発揮できる予選であったと感じています。

以下、出走艇と最終結果です。
・470級
4770 髙野(4年)・若山(1年)・秋田(1年)
4769 森雄(4年)・島田(2年)・梨本(1年)
4704 竹尾(3年)・米田(1年)
4575 衣川(3年)・野首(3年)
4192 森千(2年)・紀國(2年)

 1位 4578 名大 4-1-3-1-3-(6)-4-1   17pt
○2位 4770 名工 3-(6)-2-3-2-5-1-4   20pt
○3位 4769 名工 (8(PRP))-4-1-4-4-4-2-2   21pt
 4位 4726 名大 (23(UFD))-2-12-2-7-1-3-3   30pt
○5位 4704 名工 2-8-4-(13)-10-3-5-5   37pt
○12位 4575 名工 10-(23(UFD))-10-10-6-10-14-13
○22位 4192 名工 (23(RET))-23(DNF)-23(RET) -23(RET)-23(DNF)-23(DNF)-23(DNF)-22

・スナイプ級
31690 酒井(4年)・工藤(2年)・杉浦(1年)
31689 松下(3年)・二見(3年)・石山(1年)
31246 木村(4年)・堀田(2年)・斧山(1年)
30216 寺内(2年)・加藤(4年)

 1位 30332 三重 (18(UFD))-4-11-2-1-1-1-1   21pt
 2位 31374 名城 8-3-1-3-(18(DSQ))-6-2-5   28pt
 3位 30505 名大 1-10-4-4-(12)-4-4-3   30pt
 4位 29077 三重 9-1-5-7-2-5-(11)-4   33pt
○5位 31690 名工 (18(DSQ))-6-2-1-18(NSC)-7-3-8   45pt

○9位 31246 名工  2-7-6-10-(13)-9-8-11
○10位 30216 名工  6-2-7-12-7-(18(UFD))-13-10
○12位 31689 名工 10-(13)-9-9-9-13-6-7

470チームとスナイプチーム共に、本命の団戦インカレ入賞へ向けて経験値を積むため、個戦インカレへの4艇出場を目標に今レースに臨みました。結果として、470チームは3艇のみ、スナイプチームは1艇のみの突破となりました。目標に対して相当遅れた結果となってしまったことに対し、副将として、470チームの1番艇として、非常に不甲斐なく思います。良い面、悪い面が各艇たくさん見られた大会となりました。良い面はしっかりと評価しつつ、悪い面を確実に潰し込んでいけるよう、ペア間のミーティング、クラスでのミーティング、ひいては全体でのミーティングを重ねていきたいと思います。

4770としては、最終学年の個人戦予選ということで、普段とは異質なプレッシャーのかかるシリーズとなりました。個戦予選に向けての日々においては、普段以上に手を尽くして臨みました。生活全てを丁寧にこなすこと、練習で手を抜かないこと、本番は単にそれを再現すること、自分の中のルールをより明確に取り組むことで、メンタルが揺れることなく、大きく外さない結果を出すことができたと思います。ただ、細かい整備不足であったり、疲労が溜まる後半にチームへの声掛けが少なくなってしまうことであったり、チームを率いる立場として未熟な面が多く露呈しました。
レースに関しては、予選シリーズということで、リスクを抑えて走ることを常に念頭に置き、手堅く3位狙いのレース展開を8Rに渡り繰り広げることができました。この作戦を、手堅く2位狙い、手堅く1位狙いにしていくには、より早く良海面に寄せること、シフトやブローをもっと正確に察知すること、ボートスピードを更に高めることが必要です。所々での詰めの甘さはチーム全体でたくさん残っています。団体戦予選までは約3ヶ月、団体戦インカレまでは約4ヶ月強ほどしか残っていません。限られた時間の中で数多くの課題を潰す為、より一層気合を入れてまいります。

以下、各日の報告に移ります。
6/17(土)
2〜4m/s程の1〜3R、6〜9m/s程の4.5Rと、多岐にわたるコンディションでのレースとなりました。展開に関しましても、上手くシフトを掴むことが重要となった1R、シーブリーズの使い方で差が生まれた2.3R、周期的な左右5°シフト程度の安定した風軸の中で、オーバーパワーのボートスピードが求められた4.5Rと、レース毎に戦い方をマイナーチェンジすることが必要となる1日目になりました。1日を通して、振れの周期やサイズを把握して、その時々の風軸のズレに対し思考をアジャストしていくことが鍵であったと感じます。特にシーブリーズに関してだけでも、6月になり平均気温が上昇したためか、今までよりも入り始めのタイミングが違っていたり、その強弱が変わってきたり、季節の変わり目である難しさもあったと思います。北西の風に対し、シーブリーズを取りに行った左海面があまり伸びず、右海面から入ったブローにより大きくゲイン出来るという展開もありました。柔軟な思考を常に持つ必要があり、比較的難解な海面であったのかなと思います。
470チームは、5R消化時点で2位.3位.6位.11位の成績となり、立て直しの必要がありました。

6/18(日)
2〜4m/s程の風速にて、6〜8Rの計3レースが行われました。午前中におおよそのレースが消化された為、大きなコンディションの変わりもなく、大番狂せのない1日となりました。風軸は3レースの中で約15°程の変化があり、その変化に対応しつつ、細かいシフトでゲインすることが重要だったかと思います。チームとしては、6R終了時点で4艇突破の可能性を閉ざしてしまう結果となりました。1番艇としてもっと上手く出来たのではないかという反省が数多くありました。この悔しさは今後に繋げてまいります。4艇突破が閉ざされた7.8Rは、自分の為のレースをしようと思い、初めて1位狙いの展開をし、狙い通りの1位を取ってくることができました。いつも以上にリスクを取る展開は気持ち悪く苦手意識も強かったのですが、今後へ向け勝ち癖をつける為、1位を取るための走り方も考えていきたいと思います。
8R消化時点で、470チームは3艇突破を決め、2日目が終了しました。


繰り返しになりますが、結果として、

470級より4770.4769.4704の3艇
スナイプ級より、31690の1艇 

合計4艇が9月に行われる全日本学生ヨット個人選手権大会へと駒を進めました。

我々の目標であるインカレ入賞を達成するため、出場選手が成長することはもちろん、チームへの還元を行い、飛躍的なレベルアップを目指します。

 

以上で今週の活動報告を終わります。

 

名古屋工業大学ヨット部副将 髙野陸斗

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