名古屋工業大学ヨット部

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5/27.28 活動報告

日頃より大変お世話になっております。

副将の髙野陸斗です。

今週の活動報告をさせていただきます。

 

石川監督、河合さん、児玉さん、濱口さん、吉見さん、大野さん、内藤さん、水野さん、森本さん、橋本さんにお越しいただきました。いつもありがとうございます。

1年生の正式入部後の初練習となりました。クラス分けも徐々に確定へと向かい、より本格的な動作練習へと入っていきます。

 

5/27(土)  3m/s〜5m/s

サークリングでのアップ後、ラビットスタートのマークラウンディングを行いました。拮抗したレベルの数艇で行う短いラウンディングは非常に刺激的で、対艇の戦術を磨くことができるため個人的にはかなり好きなメニューです。児玉さんの艇はやはり対艇の戦術に強く、よりステップアップするためにもっとOB艇を利用しなければならないと感じました。1年生練習の面では、陸での練習の復習をしながらタック、ジャイブ練習をしました。海というイレギュラーを多く含む環境で、陸と同クオリティの動作をするのはかなり難しく、皆苦戦しているようでした。陸練習は地道で面白味の少ない練習ですが、基礎固めとしての反復をもう少し取り入れる必要があると感じました。

午後は、狭いスタート練習を行ったのち、コース練習を行いました。段々と他大学の艇数が増えていき、10艇以上の規模で練習ができました。自分の課題としている、大外しをしないための中展開はかなり熟練されてきたと思います。ボートスピードに不安のあるアップウインドでは3位程度に収まるように耐え、ダウンウインドで前に出るというパターンが徐々に定着してきました。今後は、いつまでも不安を残さずにアップウインドを良くしていかなければなりません。

 

5/28(日) 0m/s〜4m/s

4770は、1年生練習を中心とする1日となりました。1人1時間程しか見てあげられていませんが、その短い時間の中でもかなりの成長を感じます。タックの移動が上手くいかなかった選手が1時間後にはロールタックまで出来るようになっていたり、ジャイブに2分かかっていた選手が見違えるほどテキパキとした動作でポールチェンジをしたり、短い時間の中で凄まじい集中力で臨み、時に驚くほどの成長を見せてくれます。癖の無い今のうちに正しい技術を多く吸収させてあげられるよう、密度の濃い練習をしていきます。

コース練習では、名古屋大学さんと合同で行いました。短めかつ下有利のスタートラインでの練習をしました。ウェイティングラインが高すぎたり、また風向に対して左後ろに向かう潮の関係もありスタートできない艇がいたり、艇間で差が大きく現れるコース練習になりました。シフティーかつ潮の強い海面で、スタボポートのパワフル度合いがかなり違ったため、レイラインアプローチがいつもより難しく感じました。潮の影響を考慮したコース取りが今ひとつだという反省を得られました。

 

1年生達の動作の熟練度はまだまだですが、成長の片鱗を沢山見せてくれるためこれからが楽しみです。余談ですが、日曜日に風が落ちて待機している時間に、乗せていた1年生にブローの探し方を教えました。かなり理解が速く、「あ、そろそろ風吹いてきますね」と名推理をしてくれました。頼もしい限りです。

 

6/3.4は蒲郡でミッドランドJAPANヨット選手権大会

6/10.11は新西宮で関西470/関西スナイプ

6/17.18は蒲郡個人戦予選

レースシーズンに入り、まずは長い3連戦が始まります。4770は全日程を通し、正クルー予備クルー共に1年生の予定です。新たに大学ヨットの環境に飛び込んでくれた後輩達へ記憶に残るような素晴らしい経験を与えてあげられるよう、気合を入れてまいります。

以上で今週の練習報告を終わります。

 

名古屋工業大学ヨット部副将 髙野陸斗

 

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来週行われるミッドランドJAPANへの名工大からのエントリーは両クラス合わせて12艇にものぼります。

実力の拮抗した層の厚いチームを目指します。