名古屋工業大学ヨット部

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4/1.2 練習報告

日頃より大変お世話になっております。

副将の髙野陸斗です。

今週の練習報告をさせていただきます。


今週は、スナイプ級から吉見さんにご指導いただきました。お忙しいところありがとうございます。


4/1(土)

この日は、0.5〜4knotほどの軽風域での練習となりました。軽風動作に課題のある470チームにとって非常に有意義な1日となり、各々が課題を持つことで苦手を一気に潰し込むことができたと思います。

主な練習メニューとして、サークリング、加速練習、タックジャイブなど、ハンドリング強化にフォーカスを当てました。軽風域での動作による差は、今まで痛いほど実感してきた点です。全員が高い集中力を持って練習することが出来ました。


4/2(日)

この日は、6〜16knotと幅広い風域での練習となりました。サークリングとタックジャイブ練習などの動作やハンドリング強化に加え、2艇での帆走を行いました。私個人といたしましては、1番苦手であるハーフトラピーズの風域ということで、いつも以上に課題を明確に持って出艇しました。この風域は、ボートスピードを出すことと角度を取ることの両立が非常に難しく、技術の差が1番浮き彫りになるコンディションだと考えています。1つ1つのアクションを繊細に行うことで、ロスなくバウを出すことが出来たと思います。また、クルー陣にも多くの課題を見つけることができました。MTにて動画を全員で共有することで、クルー同士の動作の違いを研究しました。各々が改善して動作のバラつきを抑えることで、どのペアで組んでもハイレベルを保つことができ、インカレのような長期戦にて強みを出していけると思います。

 

現在の470チーム全体の課題は、他水域に比べて動作の質がかなり劣っているということです。動作にはかなり前から注目し練習してきましたが、その成果を出せていないのが現状です。レースにおいて、良いスタートを切り帆走でリードしつつも1つのタックの差でおいていかれた経験が多くあります。規模の大きいフリートにおいて1艇身の差をつけられるということは、その後の展開の選択肢を大幅に狭めることに等しい意味を持ちます。少しでもバウを前に出すことにこだわり、レベルの近しい艇同士での競争を活性化することで、今まで以上に効率よく入賞に近づけていると思います。

 


今後の予定といたしましては、5月のゴールデンウィークにてレースを伴う遠征を行う予定です。3月に行われた江ノ島遠征を経て、多くの反省点をチーム内で共有し議論することで、たくさんの課題を潰し込むことができています。このレースの結果を持ち、現状のヨット部の歩みを皆様にお見せできたらと思っております。

遠征先は、江ノ島と琵琶湖の2通りを考えております。目的地が決まり次第、このブログとホームページの場をお借りして皆様にお伝えいたします。


以上で今週の練習報告を終わります。今後とも、ご指導ご支援の程よろしくお願いしたします。


名古屋工業大学ヨット部副将 髙野陸斗

 

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