名古屋工業大学ヨット部

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自分のライバル#9

お疲れ様です。スナイプ級2年の衣川純平です。

夏休みが始まっても名工生は艇庫に泊まりません。交通費も馬鹿にならないので後期からは泊まれることを祈っております。


早速ですが、今回のテーマ「自分のライバル」について書いていこうと思います。


まず、僕は負けず嫌いですが怠惰で、熱心に物事に取り組むことが苦手です。今までも、タスクの先送りや見通しの甘さなど怠惰な性格が弊害となり、大きな物事の度に自分自身に悩まされてきました。

そんな流れで僕は同じスナイプ級の木村総士をライバルに挙げます。

彼は現在3年ですが、2年の後期に入部したので僕の方が半年程長くスナイプに乗っています。にもかかわらず、スナイプへ対する知識や熱量は彼に大きく劣っています。ヨットが好きだからこそなのでしょうが、行動力と責任感、周りを見る力などが、彼と僕の大きな違いなのだと思います。それを強く感じた瞬間は何度かありますが、彼のキャラクターイメージを勝手に変えないように書くのは一つだけにします笑。

彼はとにかく様々な知識を持ってますが、練習で使うレスキューのことについてもいろいろ知っていました。不思議に思い、なぜそんなことを知っていたのか聞くと、エンジンが故障し修理依頼の電話をした際に、彼に知識がなく話が通じなかったため調べたのだと言われました。そんなやりとりをしていたこと、僕はまったく知りませんでした。

僕が驚いたのが、有識者に調べ方や知識の全貌を聞くことなく、ゼロから自分で調べ始めていたことです。多くの人が、専門的な内容や理解に苦しむことについて調べる時、最初から効率を求め、何から調べていけばいいかを人に頼っていると感じています。先の見えないうちの努力が土台となるのに、それを避け効率を求めても、細い知識や思考しか身につかないと僕は考えてきました。実際僕はまだそれが出来ていないのですが、彼は見返りを求めることなく自然にやってのけていたので、続ける言葉がなく黙ってしまった記憶があります。

他にも感心する機会が何度かあり、尊敬の意を抱かせてくる彼奴は僕にないものを多く持っているので、しばらくの間はライバルとして位置づけさせてもらっています。

僕も誰かのライバルとなれるよう頑張ります!

 

次回のブログ担当は、2年の都築康介です。全日本470にも出場した彼のライバルとは?

 

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木村君にはヨット部のクッションを破壊する一面もあります。