名古屋工業大学ヨット部

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引退ブログ#2

こんにちは!

昨年度470リーダーを務めさせていただきました、470級4年の谷川汐音です。


まずはこれまでたくさんの支援をしていただいたOBOGの皆様、厳しく、時には誰よりも私たちに寄り添って指導してくださった石川監督、村田コーチ、温かく見守ってくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 


ヨット部での4年間はあっという間でしたが、どんなことがあったのか考えてみるとやっぱり長かったなと思います。はじめてヨットに乗ったとき、風はこんなにも気持ちがいいのかと感動したことを覚えています。はじめてレースで1位になったとき、はじめて石川さんに怒られたとき、はじめて同期で真面目な会話をしたとき、はじめて後輩ができたとき、嫌なことも悩んだことも後悔も数えきれないほどありますが、嬉しいことも楽しいことも数えきれないほどあって、本当にいろいろな経験をさせてもらいました。

2021年11月7日、団体戦インカレ最終日に海上でハーバーバックのホーンを聞いて、ああやっと終わったんだなと思いました。後から振り返って、結果を見れば満足のいくものではなかったし、もっとできることがあったんじゃないかと後悔もしたし、もうこのチームで戦うことはないのだと悲しくもありましたが、終わりが決まったその瞬間はやっと終わった、楽しかった、名工でヨットやっててよかったと、率直に思いました。

 


ここで最後のミーティングで言い切れなかったことを伝えたいと思います。みんながこのブログを読んでくれていると嬉しいです。

お世話になった先輩方へ。優しくかっこいい先輩達が本当に大好きで、こんなふうになりたいといつも思っていました。代替わりしてから頼りなく不安にさせてしまったこともたくさんあったと思いますが、それでも色々なところで支えてもらいました。悩んで迷ったとき、忙しい中でも一緒に考えてくれました。1年のときからずっと先輩達が私の憧れで目標でした。本当にありがとうございました。

後輩達へ。最初は自分のことで精一杯なのに後輩ができるなんて不安しかなくて、頼りないところもたくさん見せてしまったけど、いつのまにかみんなの成長が本当に嬉しくて、負けたくなくて頑張る原動力になっていました。支えてくれて、本気でついてきてくれて、本当にありがとうございました。自分達が引退するときに泣いてくれる後輩がいて、本当に幸せだなと思いました。これから新しい部員が入ってきて、名工ヨット部がどんどん知らない場所になっていってしまうことは少し寂しいですが、それぞれが思いっきりやりきったと思えるまで全力になれる場所であってほしいと思うし、自分達だけの最高のチームを作っていってほしいなと思います。

同期のみんなへ。入部してから半年以上ほぼしゃべったこともない人もいて、最初はまとまりなくて、真面目な話をしていたはずなのにいつも脱線してうやむやになって。そんないい加減なところが私はとても居心地がよくて大好きでした。最後のインカレを迎える頃には、そんな時期が嘘みたいにみんな頼り甲斐があって、470リーダーとしても、一選手としてもたくさん支えてもらいました。それでもみんなで集まればまたバカみたいに騒いで、アホやなあって笑う時間が大好きでした。たぶんみんなが思ってる以上に私の同期愛は重いです(笑)。同期がこの10人じゃなかったら続いてなかった。ヨット部での4年間はみんなのおかげで楽しかったです。本当にありがとう。ここには書ききれないくらいまだまだ語れるので、またみんなで集まれたらなぁって思います。

 


ヨット部を振り返って、私の大学生活の中心は間違いなくここだったと改めて思います。それに悔いはありません。ヨット部でのたくさんの経験を、今後の社会人生活の糧にしていきたいと思います。お世話になりました。

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