名古屋工業大学ヨット部

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新470リーダー挨拶

 

お疲れ様です。2022年度より470リーダーを務めます、470級新3年の髙野陸斗です。

 

まず最初に、このチームのリーダーを務めさせて頂く上で、明確な目標を2つ示したいと思います。

 

 

1つは、

 

「全日本団体戦15位」

 

になります。現在新3年生で、ここから先2年連続で470リーダーを努めさせていただく身として、私は2年後の全日本団体戦シングルを見ています。そのための逆算した道のりとして、この目標を定めました。現時点から見て相当難しく、計画倒れになるのでは、という危惧も勿論あります。しかし、経験豊富なルーキーと、この早い段階で全日本を経験した選手たちがいる現在の470チームがその到達点を目指すことが出来なければ、果たして次に目指せるのは何年後になるのでしょうか。ここで1つ大きなことを成し遂げなければ、さらに5年後10年後と名工大ヨット部を引き継いでいく選手達に大きな目標を持たせてあげることが出来ないように思います。ここが名工大470チームの分岐点だとさえ感じています。「インカレ出場」という目標を立てる時代はここで終わりにしたい。整った設備に、明確な道筋を示してくれる監督にコーチ、そして毎週のように蒲郡まで足を運んでくださるOBOGの方々。名工大470チームの発足以来、最も恵まれている環境であることは充分に理解しています。この恵まれた環境で練習をさせて頂ける以上、全員が見据えるべきはもっと先にある筈です。

 

そしてもう1つの目標は、


「全員の実力が均衡したチームをつくる」


ということです。読み替えれば、後輩全員を伸ばし、一緒に成長するということになります。

強いチームであることの必須条件は、控えのメンバーが同様に強いことであると思います。

また、チームとして長く勝ち続ける条件は、下の代までしっかりと育っていることです。近年の名工大、及び中部の大学全ては、この条件を達成できていなかったように思います。去年の470は、愛工大が2位と僅差でインカレ出場、しかし今年になって見れば、大差で名工大がインカレ出場。では来年はどうか。中部という狭い水域の中で、この代が強かったから優勝したとか、この代は他大に経験者が入ってきたから優勝できなかったとか、そんなことでぐらつくような実力では意味がないと思います。今年の勝利だけに満足してはならないし、同様に来年の勝利だけに懸けて良いわけでもないからこそ、下の代を含めた全員がしっかりとした実力を身につけていなければなりません。そのために競争は不可欠、人員に余裕があるならば、レギュラー争いが生まれる環境を作っていきたいです。

 

 

最後になりますが、

ここまで育ててくださった先輩方、ご支援くださるOBOGさんや監督コーチ方に、結果という形で成長したチームを見せらせるよう、そして何よりここから苦楽を共にしていくチームメンバー、支えてくれるマネージャーと共に最高の景色が見られるよう、チーム一同より一層の努力をしてまいります。これからもご指導、ご支援、そして応援の程よろしくお願いします。

 

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以上で新470リーダー挨拶を終わります。