名古屋工業大学ヨット部

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ヨットについて語ります#3

f:id:meikoyacht:20200603221853j:image                                                                                 こんにちは。4年物理工学科の児玉 洋輝です。
ブログの題名が「ヨットについて語ります」なので前回同様風にについて語らせていただきます。
本当はいかにして帆に風を流し速く走らせるか書きたかったのですが、自分で書いていて専門用語なしでは伝えるのがとても大変というか、大学の講義みたいになりそうだったのでやめました。(笑)
 まず初めに自分は風を100%予測するのは不可能だと考えています。ここがヨットの一番面白いところだとも思っています。
 前回のブログで風を読むための要素についていろいろと書いてくれていましたが、例えば海面の色が違いである場所にいい風が吹いていたとします。しかしじぶんがその風をつかみに行くときまだそこにその風はあるのでしょうか?ほかの場所にさらにいい風が吹くことはないのでしょうか?などと無数の可能性があり、必ずしもそこに風をつかみに行ったからと言って最大限の利益をえられるかはわかりません。そんなこと言ったらうんじゃんと思うかもしれませんが、そうでもないと思っています、というかヨットレースにおいて運が悪かったとか言うのは自分の中でしないように決めています。
 前回のブログで書いてくれたような風を読むための要素を使い例えば海の見た目は右側より左側のほうが10%よさそう、地形的には右側のほうが15%よさそう、雲の流れ的には右が20%よさそう、、、今日の予報的にはなどと確率的に風を予測します。結果的に右10%左90%となったとすると1レース目は左に行って失敗するかもしれないけど10レースしたら左が9回勝つということになります。ヨットレースは何度かレースした合計で結果が出るので左で9回勝った選手が勝つということになります。
 このように風を読むためとても頭を使います。さっきも書きましたがここが本当にヨットレースの面白いところであり、自分自身をメンタル的にも思考力的にも成長させてくれます。
 頭使うのが得意だったり自身があったりしたらもしかしたらヨットの才能があるかもしれませんよ。
 
気になった方はぜひヨット部へ(笑)
 以上です、
次はマネージャをしてくれている髙田 瑞希です。彼女はいつも選手である自分たちをサポートしてくれていますが、どんなことを考えているのでしょう。