名古屋工業大学ヨット部

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7/29.30 大会報告

日頃より大変お世話になっております。
副将の髙野陸斗です。
今週の活動報告をさせていただきます。

7/29.30の2日間に渡り、 470チームのレースメンバーは江ノ島ヨットハーバーにて行われました第4回フリートレースに参加しました。

本遠征におきまして、石川監督、村田コーチ、児玉コーチ、近大OBの山崎さんにご協力いただきました。船の輸送に関しまして、石川監督、児玉コーチにご協力いただきました。このような貴重な経験が出来たのも、お二方のご支援があってこそだと深く理解しております。心より感謝申し上げます。

また、蒲郡練習におきましては、濱口コーチ、大野さん、吉見さん、森本さんにお越しいただきました。お忙しい中、いつもご支援いただきありがとうございます。


今回は江ノ島遠征のご報告をさせていただきます。

土日2日間とも安定した南風が入っており、終日O旗が上がるコンディションでした。
予定通りの合計6レースが実施されました。

以下、配艇と最終結果となります。
4769 森雄(4年)・野首(3年)
4704 竹尾(3年)・若山(1年)
全53艇
14位 4704 11-15-(23)-15-13-11
17位 4769 (27)-9-14-16-22-12

今回の遠征の目的は、チームとしてシングルを持ち帰ること、入賞に向けて技術面で足りない要素を洗い出すこと、大きくこの2点に絞りました。
結果といたしましては、シングルでのフィニッシュや、前回遠征時よりも平均順位を大幅に底上げさせることなど、貴重な経験をすることができました。

 

以下、各日の報告に移ります。
7/29(土) 9knot〜12knot
1日目は3レースが行われました。
出たい位置から十分なフリーウォーターを持ってスタートを切れた艇は、手堅いレース展開で安定した順位を取得しました。トップスタートを決め、自分の思い通りのコースを引けた4769は9位でフィニッシュするという結果となりました。

海面は強風時の蒲郡と似ており、周期が短く、サイズの大きな波があるコンディションでした。ダウンウインドではその波をどう攻略するかが鍵になったかと思います。オリンピアンや学生トップと比較すると、ハンドリングやボディアクションの熟練度が足りていない印象でした。
また、リーチングフィニッシュにおいて後続艇に抜かれるシーンも見られ、最後の詰めの甘さを感じました。今後はハンドリング技術だけでなく、スピードを追求した細かなトリムにこだわっていきます。


7/30(日) 12knot〜16knot
2日目も3レースが行われました。
16knotを超える安定した海風が吹き、クローズではシフトやブローというより、ボートスピードの比重がかなり大きかったように思います。現在の470チームは、学生トップと比較してオーバーパワーのボートスピードが出せないという課題があります。走らせ方、セールトリム等、トップ集団と並んで走ることによって得られたものが多くありました。練習強度をさらに上げ、トップに喰らいつけるボートスピードを作っていきたいと思います。
ダウンウインドにおいても、ハンドリングとボートスピードにより大きな差が生まれてしまい、上位艇とのレベル差を確認できました。


今後の470チームの課題といたしまして、
・プレーニングコンディションでのボートスピードやモードの切り替え

・強豪校の中での安定したスタート
・オスカーが掲揚されるコンディションでのダウンウインドでのハンドリング
・強風でのマーク回航などの動作

が主な課題として上がりました。

 

インカレにおけるスタートに関しまして、シングルフィニッシュをするための有利エンド狙い、10〜20位程度を安定させるための有利サイド真ん中寄り狙い、大外ししない為の空いている位置狙いと、チーム戦略として各艇が突き詰めるべきスタートプランが明確になったかと思います。今後の練習においてそれぞれのステージで課題を克服していきたいと思います。


本遠征を終えて、470チームは大きく成長したように感じます。蒲郡に持ち帰った課題や反省を踏まえ、今後もインカレ入賞に向けさらに精進して参ります。
名工大ヨット部の関係者の方々には今後もご助力を仰ぐことがあるかとは思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

関東470協会のレースレポートにて、名古屋工業大学の活躍を取り上げていただきました。

https://www.enoshima470.org/single-post/the-4th-fleet-race-in-2023-report

 

以上で今週の活動報告を終わります。

名古屋工業大学ヨット部副将 髙野陸斗

 

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