名古屋工業大学ヨット部

名古屋工業大学ヨット部

名古屋工業大学ヨット部です!日々更新中!

引退ブログ#9

お久しぶりです。元スナイプ級の吉見海翔です。

 


 引退した今思うことは、ヨット部を続けてきた良かったということです。

 

 

 僕がヨット部に入部した理由は活動場所が蒲郡で近くて、「海翔」という名前がヨットにピッタリだったからです。最初の頃は、そんなにやる気も無くてバイトや遊びなどの理由で休むことも多く、全力で部活動に取り組んでいるとは言えない状況でした。でも、ただヨット部が楽しくて、合宿生活が楽しくて艇庫に来てました。ヨットを上手くなりたいというよりは、同期に会いに来る感覚でした。今思えば、1年や2年の頃から真剣に練習していれば、もっと速くなれたんじゃないかなって思ってます。

 

 

 3年生の11月に1個上の先輩方が引退されて、自分達の台になり、レースメンバーになるまでは目指すところもなく、なんとなく部活を続けているといった感じでした。自分たちの台になってからは、新人戦優勝という明確な目標があったので、より集中して練習に取り組んだと思います。新人戦までの12月〜3月の期間が1番上手くなったんじゃないかなって思います。そして、新人戦では5レース中1位を4回取ることができて、それまでの練習の成果が発揮できて、すごい達成感がありました。その時期からは、すごいヨットが楽しくなってもっと上手くなりたいという思いで海に出ていました。

 

 

 4年生になってからは、1年生との練習であったり大学院入試が迫っていることもあり、なかなかメンバーが集まらず、思うように練習ができなかったなというのが少し悔やまれるところです。その中で迎えた団体戦予選では、初日思うように走れず見に来てもらった親にいいところを見せられませんでした。初日の4レースだけで2つのDSQを付けて、初日終了時点ではインカレ出場圏外でした。レース後は絶望して頭が真っ白でした。夜飯も次の日の朝飯も喉を通りませんでした。夜寝ている時も、後悔と不安と絶望で何度も起き、寝付けませんでした。しかし、2日目の最初のレースでトップフィニッシュすることができ、精神的な落ち着きを取り戻すことができました。その後のレースも実力通りのレースができインカレの出場を確定させられた時は、ホッとしました。とても苦しかったですが、今思えばドラマのある面白いレガッタだったのかなって思います。

 

 

 そして最後の大会である全日本インカレでは、個人戦の最初のレースで8位をとることができて本当に幸せだったなって思ってます。たまたまだったかもしれないですが、全日本インカレという素晴らしい舞台で輝ける瞬間があって、中部水域の同期や後輩や先輩方も喜んでくれて、中部の運営方々も喜んでくれて、みんなが熱狂してくれて本当に幸せでした。4年生の最後の大会であんなにも素晴らしい瞬間があって、4年間部活動を続きてきて頑張ってきたことが報われた気がして嬉しかったです。ヨット部に入部してことで大学生活で夢中になることができて、とても充実していましたし、ただただ楽しかったなって思ってます。これからの人生ではヨット部での経験を活かしていきたいと思います。

 

 

 最後に石川監督、村田コーチをはじめとする多大なご支援いただいたOBOGの方々本当にありがとうございました!多大なご支援のおかげで活動していくことができました。これからは、名工ヨット部がさらに大きくなっていくように尽力していきたいと思います。よろしくお願いします。

 

f:id:meikoyacht:20220327220143j:image