名古屋工業大学ヨット部

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レースについて#12

お疲れ様です、470級4年の濱口創です。

最近は晴れる日が増えてきて嬉しいです。海も

ちょうど冷たくて気持ちいい〜と思えるほどになってきました。ヨット部人生最後の夏の幕開けです。

 

レースについて考えることは4年生になってから急激に増えました。3年生まではレースメンバーではなく、出たとしても草レース程度でした。上を取りたいという気持ちはもちろんありましたがプレッシャーは無く、コースは先輩クルーにお任せしつつ、自分は帆走だけに集中という甘い環境で、いい感じに走ってコース当てて下克上してやろう、という気持ちで楽しんでいました。

やがて先輩方が引退され、晴れてレースメンバーになり、さらに新艇に乗らせてもらえる機会も頂けました。レースメンになれて、しかも1番艇を任せてもらえるという恵まれた環境に嬉しいと思いつつ、自分は走らないと意味がないというプレッシャーが同時に生まれた時でした。でも、今まで自分なりに真面目に練習はやってきたつもりでしたし、それなりに上手いと言って頂けていたことを鵜呑みにして、このままやっていれば成果は出るだろうと楽観的でした。

そうして迎えた6月の個選予選の1日目、自分の考えたコースをほぼ外しました。自然が相手だし1レースくらいは悪いレースもある、と気持ちを切り替えても、また勝てない。また勝てない。そこで今まで自分が持っていた根拠のない自信が一旦崩れました。これまでスキッパーをずっとやってきて、4年生で新艇を任される人としての明らかな実力不足を感じました。結局2日目でなんとか持ち堪えて5位通過で予選は通りましたが、もし地元開催枠が無かったら普通に外れていたと考えると、今後の練習への意識を考え直さないといけないなと思えました。

個選は自分にとって、現実を見るいい機会になったと思っています。大会後からは、基礎に戻ってその日ごとに練習内容のノートをしっかり取るようにして、練習前に読んでいます。一度は理解したことも、海に出てしまうと忘れてしまうことが多いので見直すようにしています。多分できるだろう、みたいな根拠のない考えはせずに、コース引きなり、帆走なり自信を持って決められるよう、残された時間を上手く使い、努力することを忘れず4年生らしい成績で貢献し、終われるように頑張っていきます。

 

次回は470級4年の谷川汐音です。我らが470リーダー、最後まで頑張ろうな!

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