名古屋工業大学ヨット部

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コロナと部活#8

470級新2年、遂に仮免許を取得した髙野陸斗です。仮免とって喜んでるところを、同期や先輩たちに「やっとかよ」と一蹴されてしまい、落ち込んでおります。

 


さて、ブログテーマ、コロナと部活について書いていこうと思います。

 


とは言いましても、この状況下での部活動しか知らない自分にとってこのテーマはとても難しいものです。先輩たちから、「コロナが流行り出す前は〜」と、艇庫で泊まっていた頃の話を耳からタコができるほど何度も聞かせて頂きますが、日帰りで蒲郡に行く生活が当たり前になってしまった今、その話全てが嘘のように思えてしまいます。

 

 

練習面で大変だと思うことは、なによりも時間が少ないということです。練習時間の確保が難しいため、量よりも質を求めていかなければなりません。短い時間に濃い練習をしたい。強風に煽られ30秒で沈してジブを裂いている先週の自分では、到底話になりません。

 

練習時間に関しては先輩方含め全員に関わることですが、私たち1年生に限ったことで言えば、大幅に入部時期が遅れた、というあまりに大きい影響を受けてしまいました。その結果、入部から半年足らずで新人戦を迎えてしまうこととなりました。圧倒的に経験が足りず技量も知識もない今、海にいる時間はもちろん、陸にいる時間も大切にしていかなければなりません。ただ楽しいという感情だけでヨットを走らせていい時期ではないという思いが強くあります。プレッシャーもあるし、出来る様にならなければならないこと、覚えなければならないことも山積みです。先日部活に来て頂いた実業団の方から、「1日に1つでも新しいことを覚えればいい」という言葉を頂きました。これに尽きると思います。コロナの影響で時間がない今こそ、1回の出艇で何か1つでも新しいことを。「何も考えずなんとなくヨットを走らせるだけ」というような無意味な練習をしない。意識をもってそれを積み重ね、着実に成長して新人戦に挑みたいです。

 

 

 

コロナの影響を受けたことによってプラスとなったこともあります。より練習時間が貴重になったことで、時間に対する意識は大幅に改善されたと思います。ヨット部全体を見ていると、自分の入部当初よりも、スナイプ級、470級に関わらず、朝に集合してから艤装に取り掛かるまでの時間や、艤装そのものの時間、着替えの時間、一本練が中心となり海にいる時間が増えたことなど、無駄だった時間を削る意識が全員の中に芽生えてきていると思います。

 

 

 

これからもコロナの影響を受けながらの活動になります。3密を避けながら、練習は密に。頭を使って頑張っていこうと思います。

 

 

 

次回のブログ担当は、スナイプ級新4年高橋勇哉さんです。お楽しみに。

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ネコを見つけました。