こんにちは！スナイプ級4年の阪倉海斗です。今回からテーマが「ヨット部の思い出」になります。4年生にもなると思い出がたくさんありすぎて、どの思い出を書こうかとても悩みましたが、ある日の練習を1番に思いついたのでその事を書こうと思います。
ヨットに限らず何かコツをつかんだり、成長した瞬間というのは印象に残ると思います。1年生の夏にOBの仙石さんにマンツーマンで指導していただいた日がありました。仙石さんはエネルギッシュな方で、その時の練習が刺激的でとても印象に残っています。
まだヨットの知識も経験も無く、ほぼやったことのないスキッパーの練習をいきなりしました。他の部員とは完全に別メニューで１艇だけでひたすら走りました。練習は中身の濃いものでとても面白かったのを覚えています。
クローズでは「１度下して！」「メイン5ミリ引いて！」など 何か変わった？ と思うくらい細かく指示していただきました。
また「ティラーは軽く持ってヘルムを感じろ！」と教わりました。 ヘルムって何？ 軽く持ったらティラーが動いてまっすぐ走れないじゃん！ て感じでした。
タックでは移動のタイミングから足の置く場所、ティラーとシートの持ち替えまで一から十まで丁寧に教えていただきました。
ちょうど帰るタイミングで風が落ちたので、かなりの距離をロッキングしてハーバーバックしました。とてもしんどかったです。
当時は言われたことのほとんどを理解することができませんでしたが、大事な基礎のところをたくさん教えていただいたんだなと後になって分かります。この日の経験が僕のヨットの土台になっているんだなと感じます。
他にも書きたいことは沢山ありますが今回はこの辺りで終わろうと思います。次回はスナイプ級4年の斎藤圭吾です。是非ご覧ください！
