名古屋工業大学ヨット部

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ヨットについて語ります♯9

こんにちは、電気機械工学科4年の土田智也です。 先日スナイプリーダーから、スナイプのお話があったということなので、僕も470リーダーなので470という艇についてお話したいと思います。

 

◆名称の理由

この艇は、全長470センチの2人乗りのヨットであるということから「ヨンナナマル」いう名称が付けられています。

 

◆基本的なことに関して

基本的な動作はスナイプと同じで、メインセール(後ろ側にある大きな帆)を扱うのと操船をするスキッパーと、船のバランスとジブセール(前側にある小さめか帆)を扱うクルーで協力して、艇を走らせています。

 

◆470だからこその特色

○艇全体について

この艇は、2人で約130kg前後が適正だといわれており、欧米人にくらべ小柄な日本人の体格に最も適した艇だと言われております。 また、肉体的負担がスナイプよりも小さいことと、身軽に柔軟にうごくことが求められるために女性セーラーが男性に比べ活躍するなんてことはざらにあります。

○クルーについて

このヨンナナマルという艇の特色として、艇を起こす(風の力によって船が風下側に傾くので、傾かないようにバランスを取る)際は、トラピーズというものを使い、艇に足を掛け海上へと身を投げ出します! また、風下に向かって進んでいる時は、クルーはスピンと呼ばれる第3の帆を展開し、上手く張って頂きます! それだけではなく、刻一刻と変化する風(風向・風速)や他艇の関係を把握し情報を伝える情報屋としての仕事もあります!

○つぎにスキッパー

ヨンナナマルという艇は、スピード感とても重要となります。いかに、この風速でこの出力スピードはMAXなのかを考え続け、MAXに近づけるために手元の複数のコントロールロープを変えてみたり、帆の出し具合を変えてみたり、船の乗船位置(x,y軸両軸方向)を変えて感覚を変えてみたりする必要があります。ただ、これを聞いて難しいと思うかもしれませんが心配する必要はありません。 6・7割方は、教科書みたいな感じでこれを目指せばよいというものはあります笑 残りの3・4割は、頑張り次第です笑笑 感覚が良い人だと、すぐに僕なんかは越せると思います!

 

このように、ヨンナナマルという艇はスキッパー、クルーどちらかが上手いだけでは早く走らすことはできません笑 でも、ペア間で何がダメだったのか良かったのかを話し合い指摘し合うことで、共に成長しすぐに結果に現れる艇なので、とても僕は好きです!

 

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こんなにロープや扱う場所があるんです笑

 

以上で、ぼくのブログを終えさせていただきます!次の担当は、3年生命応用化学科マネージャー森本友梨です!お楽しみに!