名古屋工業大学ヨット部

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7/1.2 大会報告

日頃より大変お世話になっております。

副将の髙野陸斗です。

7/1.2の2日間に渡って行われました、中部470級/スナイプ級ヨット選手権大会の報告をさせていただきます。


今大会におきましては、石川監督、渡邉さん、並河さん、児玉さん、城井さん、濱口さん、岩瀬さん、水野さん、大野さん、吉見さん、森本さん、近大OBの山崎さんにお越しいただきました。


以下、出走艇と最終結果です。
・470級
4770 髙野(4年)・若山(1年)
4769 森雄(4年)・野首(3年)
4704 竹尾(3年)・島田(2年)
4575 衣川(3年)・藤原(1年)
4192 森千(2年)・秋田(1年)

3806濱口コーチ(OB)・梨本(1年)

 

 1位 4459 岐阜県 (2)-1-1-1-1-1   5pt
 2位 4686 豊田自動織機 1-(2)-2-2-2-2 9pt
○3位 4770 名工 5-3-3-4-3-(6)  18pt
 4位 4578 名大 3-(6)-6-6-4-5  24pt
○5位 4704 名工 4-4-4-(16)-10-4  26pt


○6位 4769名工 (8)-5-8-8-5-3  29pt

○22位4575 名工 (24)-20-24-19-23-19  105pt

○23位3806 名工  13-(27(DNS))-15-27(DNC)- 27(DNC)-27(DNC)  109pt

○24位4192 名工  (27(DNC))-27(DNC)-27(DNC)-23-18-18  113pt

 

 

・スナイプ級
31690 酒井(4年)・工藤(2年)
31689 松下(3年)・加藤(4年)

31435 水野コーチ(OB)・大野さん(OB)
31246 木村(4年)・堀田(2年)

30358 吉見さん(OB)・石山(1年)・杉浦(1年)
30216 寺内(2年)・二見(3年)

○18位  31690 名工 18-17-17-17-(20)-17 86pt

○23位  31689 名工 17-(35)-26-27-19-19  108pt

○24位  31246 名工  (30)-18-25-24-18-27  112pt

○25位  31435 名工  23-24-20-(41(UFD))-36-14  117pt

○26位  30358 名工  24-26-28-22-22-(41(RET))  122pt

○37位  30216 名工  28-37-37-28-(39)-35  165pt


470チームは、上位5艇に与えられる全日本470ヨット選手権大会の権利、スナイプチームは、ポイント算出によって与えられる全日本スナイプ級ヨット選手権大会の権利を得るため、各艇が入賞を目指し戦いました。

 


470チームに関しましては、チームの上位3艇が、2位.3位.5位で予選通過することを目標として望みましたが、結果として3位.5位.6位という足りない結果となってしまいました。敗因といたしましては、強風のボートスピードが大幅に劣る艇、セオリーを外すなどシリーズを通してレース展開に悪さが出た艇、整備不良で帆走不能になった艇がいたことなど、全て自分たちの甘さによるものでした。結果として足りないレースながら、個人戦予選から改善された良い部分もたくさんあり、今後の修正に向けた良い材料がたくさん取れたかと思います。

自分としては、今回は全レース1位狙いというプランニングでレースに臨みました。結果としては2位にすら入れず、挙句5位.6位というカットレースを作るなど、非常に出来は悪かったと思います。岐阜県豊田自動織機の2艇に対しては、スタートから差を付けられてしまったり、有利サイドからゲインしたスタートを決めてもオーバーパワーでのボートスピードが出せずに追いつかれてしまったり、1上マーク到達までに勝負をつけられる展開が数多くありました。マッチレースを繰り広げる2艇に対し、2上マークの展開でかなり差を縮めることができ、背中を捉えることもありましたが、1艇身分が追いつけない、地力の差を痛感する結果となりました。

今回のレースはいつも以上に学ぶことが多く、一刻も早く修正していかなければなりません。同じことを繰り返すことのないよう、確実に課題を潰してまいります。

 


以下、各日の報告に移ります。
7/1(土)

4〜6m/s程の風速にて、1〜3Rの計3レースが行われました。レース展開としては、予想より早い時間から入り始めた海風による風軸のズレがあり、レース展開の修正に苦労した印象がありました。シフトを掴む中でも左海面に寄っていることがポイントだったのかなと思います。右海面がマークに対してリフトであるレグがかなり多かったのですが、寄せどきが難しく、奥まで伸ばして大幅にロスする艇などもいたことにより、2上マークでの順位変動が数多く起こったコンディションでした。セオリーを外す艇がどんどん落ちていき、丁寧にシフトやブローを拾えた艇がかなり安定したスコアを取ったのではないかと思います。午後になるにつれ風がかなり安定し、ボートスピードが順位に寄与する割合が増していきました。自分の反省といたしましては、右海面で拾ったヘダーをすぐに返さなかったことで、単にロスするタックを走ってしまい最高率のゲインを実現できなかったということです。このような詰めの甘さにより順位を1つ2つと落としてしまっているのが現在の自分であるため、頭の使い方をより研ぎ澄ませていきたいと思います。


7/2(日)
5〜8m/s程の風速にて、4〜6Rの計3レースが行われました。前日よりも早い時間帯に最初のレースが行われたため、4Rでは海風が入り切る前の自分の好きなコンディションでのレースとなりました。ここで1位を取ろうと意気込みましたが、下有利のスタートで下ピン狙いをし失敗、下3つ目からかなり低いスタートを切ってしまいました。リカバリーがかなり遅く、1位という目標に対して1上マークを9位で回るという失態を犯してしまいました。2上マークでの展開、ダウンウィンドでのマッチレースを経てなんとか使える点数にまとめましたが、このレースは2日間で1番反省の残るレースとなりました。失敗に対する素早いリカバリーを前々からプランに入れ、事前に予測していくことが重要だと感じました。5.6Rではかなり風も上がり、オーバーパワーでのレースとなりました。ここでチューニングを変えることをしないままレースに臨んでしまい、かなり厳しい状況を作ってしまいました。チューニングを変える判断をすることも実力のうち、日頃からの意識を改善して常にコンディションに対して最適なボートを作っていきたいと思います。

 

良い面、悪い面が両チーム数多く見られたと思います。各々の反省を読み合わせることで、1レースあたりの成長幅が大きくなるようチーム全体で努力していきたいと思います。


以上で今週の活動報告を終わります。

 

名古屋工業大学ヨット部副将 髙野陸斗

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