6/3.4 大会報告 - 名古屋工業大学ヨット部

日頃より大変お世話になっております。

副将の髙野陸斗です。

今週の活動報告をさせていただきます。

石川監督、村田コーチ、児玉さん、阪倉さん、濱口さん、岩瀬さん、橋本さん、吉見さん、大野さん、水野さん、森本さん、近大OBの山﨑さんにお越しいただきました。いつもありがとうございます。

6/3(土) 8〜15m/s

この日は荒れたコンディションのためレース実施を見送り、470チームは4艇、スナイプチームは1艇での練習となりました。

強弱の激しいコンディションにて、セッティングの良し悪しが如実に出る1日となりました。プレーニングをさせる中でも、より早く、より長く飛ぶプレーニング状態を生み出すという能力がまだまだ甘いと感じます。しかし、オーバーコンディションで練習を繰り返す中で、同じ強風の中でもスピード感がより洗練され、速い状態を作り出す能力、遅い状態を改善する能力が身についてきていると実感しました。

1ピン詰めていた自艇は、2ピン詰めの児玉さんに対し10m\s程度の際に優位を取れましたが、15m/sオーバーのコンディションでは置いていかれる展開となりました。適切なピンをいち早く認識しそのセットにすること、または適切でないピンだとしてもしっかりと走れる風域を広げること。課題は少しずつ解消できていますが、帆走力など手先の技術以外の点がまだまだ未熟だと感じます。児玉さんと練習をさせていただく機会は常々新たな発見の連続であり、自分の取り組みの甘さを痛感します。より真摯で効率的な取り組み方を模索していきたいと思います。

6/4(日) 4〜8m/s

この日は4レース行いました。オンデッキ〜フルパワー程の幅広い風域でのレースを行うことができ、新ペアでのレースとしては色々な風域を確認できる最高のコンディションでした。非常に難しいレース展開が求められる1日で、4770は有利サイドピン近くのスタートを決めたにも関わらずゲインの確定が遅れてファーストシフトで一気に下位に転落する、ということが全レースで続きました。自分よりハイレベルな人に勝つことに固執し続けたことで、手堅い展開を少し捨ててしまっていたこと、また修正がかなり遅れたことが原因です。1〜3Rの1上マークを全て左海面をベースに組み立てたのですが、大きく右海面に離されることが続きました。このコンディションは滅多にありませんが、しかし確実にあるパターンの1つかと思います。直近で言えば、新人戦がこのパターンでした。そういった傾向を1つ1つ把握し、上手く掴んでいく必要があると感じました。

また、470級から4人の新入生にレース経験を与えてあげることができ、非常に有意義なものになりました。彼ら彼女らは、緊張した様子はあれどひとたびレースに入ると練習の成果を発揮しようと懸命に頑張ってくれていました。真剣に悔やむ姿も、もっと練習したいと意気込む姿も、一緒に戦っていく仲間として本当に頼もしい限りです。今回レースに出られなかった1年生たちもすぐにレースに出る機会がある為、後輩たちが伸び伸びと成長できる環境を作っていこうと思います。

また、今回のレースでは現役ペアの森/島田ペアが安定した走りを見せ3位入賞しました🥉

この現状に甘えず、努力していきたいと思います。

以上で今週の活動報告を終わります。

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