名古屋工業大学ヨット部

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ヨット部を振り返って#2

こんにちは。スナイプ級4年の斎藤圭吾です。

 

最後のブログとなるこのテーマで何を書こうかと思ったとき、4年間を振り返るだけで1日が終わってしまいそうな気がしました。それだけヨット部の4年間というのはとても濃い時間で、得難い経験だなぁと今しみじみしています。

 

今振り返って僕がヨット部を続ける原動力となっていたのは、先輩方をいつか抜かしたいと思い追いかけることです。思い出話になりますが、2年生の個人選手権予選に同期の海斗がスキッパー、僕がクルーで出場させてもらいました。二人でレースの方針を話し合い、レース中は僕がコースを引き、海斗が船を走らせながらひたすら先輩方の後ろを追いかけていました。結果は9位となかなかの成績でしたが、自分の前にいる先輩方の背中がとても遠く感じ、とにかく早く追いつきたいとそのとき強く思いました。この思いは自分が最高学年になっても消えることなく、記憶の中の先輩方の姿はいつも僕よりも前にいました。

今年の結果を見れば、僕は目標にしていた先輩方を追い抜くことはできなかったのかもしれません。それはとても悔しい事実ではありますが、後輩たちが僕を追い抜くことを目標にしていてくれたら、これ以上のことはないと思います。

 

引退して久しぶりに後輩とヨットに乗ると、みんな成長したなぁと思うところもありながら、まだまだだなぁと思うところもあります。今は、早く追い抜いてもらえるよう蒲郡に足を運びながら、僕自身は冬のレースに1年生と出て後輩たちに勝つことを目標にしています。引退した今でももっとヨットうまくなりたいなぁと思っています。

 

最後になりますが、こんな素晴らしい経験のできるヨット部を築き上げてくださったOB・OGの先輩方にとても感謝しています。これからは僕もOBの一員としてヨット部に貢献していきます。

 

次回は470級4年の鈴木大河です。ぜひご覧ください。

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個人戦予選で3年生と並んで走ったときには頼もしさを感じました