いつもお世話になっております。暑い中いかがお過ごしでしょうか、470級兼スナイプ級クルーを務めております。3年の野首匡平です。
就活を控える私は夏休みが一つの勝負ということもあり、無事何社かのインターンを獲得出来たため、東京へ、大阪へと飛び回り、帰ってきたら蒲郡へと向かうそんな夏を送ることになりそうです。7月末に行われた関東470では、大阪に行った帰りに夜行バスに乗り、江ノ島へと向かうムーブもかまし、自分が一番ブラックなのではないかと思ったりもしています。
さて、今回は夏合宿に向け私が特にテーマとして常に心に置きながら練習していきたいと思うものについて話せたらと考えています。それは
「両クラスの橋渡し的存在であること」
です。
スナイプクルーとして470からコンバートされて1ヶ月弱が経ち、どんなポジションでも上でありたい気持ちが強い自分は最初はひたすら覚えて技術的な部分を固めて行き「スナイプクルー」として追いつこうとばかり考えていました。しかし、優秀なクルーである主将、また同じくコンバートされた経験のある純平を見ながら練習をするうちに、自分に求められていることで重要な部分は技術面以外にあるのではないか、チームのために自分が発揮すべき価値を考えるようになりました。そして一旦470クルーに戻り出場した関東470のレース結果及びレースでの経験の中でその考えは確信に変わりました。
「今の470の状況が絶対にスナイプにとっては羨ましいものだ」と
去年インカレ本戦出場すら叶わずだった470がどのようにしてこの1年で成長をしてきたのか、変化を遂げてきたのか、その全貌を私は1番近いところなんなら現場で体験してきています。私は、この経験あるいは高いところからの視点というものをスナイプチームに遺憾無く還元し、ノウハウを与えることができる選手であるべきだと考えています。
このような選手であるため、私が意識していくことは2つ。1つは周りを見て良さや違和感を感じとることです。両クラスの橋渡しをするためにはどちらも感じとることが必要で、これ良いなと思う点については、470に持ち帰って新たな視点を与えることにつながると思いますし、違和感に関しては練習メニューまたは内容に対して、スナイプチームで自分だけしか持っていない成功体験や重要さを根拠にして意見を言っていくことで勝ちにつながる練習を作ることにつなげて行きたいと考えています。2つ目は1つ1つのレースで結果を残し、多くを持ち帰ることです。レース経験の多さは自分の持ち味であり、技術面で少し劣ってもレースでは負けない選手であると、スナイプ的には最高に嬉しいと思います(もちろん技術は当然磨いて行きます) また、振り返りを大事にし、470チームにもスナイプチームにも旨みがある学びを得ることを心掛けたいと考えています。
チームに1人こんな選手がいて良かったなと思ってもらえることを目指して練習及び思考に励んで行きたいと思いますので、応援のほどよろしくお願い致します。
江ノ島が旅行先でなく遠征先になってしまい、非常に複雑な気持ちです。次で4回目だなぁ、、