名古屋工業大学ヨット部

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1年の最後に向けて#7

お疲れ様です。470級2年の髙野陸斗です。

 

 

 

今回のブログテーマは、「1年の最後に向けて」です。

去年の代替わりから多くのレースを消化していき、残すところは全日本個人戦、中部団体戦、全日本団体戦の3つのみとなりました。

徐々に4年生の引退が近づいてきて、この残り約3ヶ月は自分にとって大きな起点になるところだと感じています。代替わり後の新4年生が1人しかいない現在のヨット部にとってこの1年の最後という期間は、先輩を頼れる最後の時期ということになります。

 


この時期のうちに達成しておきたい技術面の目標としては、名工で1番の帆走技術を得ることです。

現M1の先輩方の代の頃から後輩の指導も積極的にしてくださり、また練習環境や内容も良く、ありがたいことに少しずつ走れるようになってきました。しかし、名工の470チームの他のスキッパーと比べると、特に帆走で負けることが多いように思います。速い時があってもそれを常に再現出来るわけではないという自分の甘さを補強するため、代替わりの前に多くを吸収し、少なくとも負けない走りは出来るようにしたいです。

 


部活全体としての目標は、海の上、陸の上を問わず、選手とより多くのコミュニケーションを取るということです。

現在の自分は海に出てる時間や練習後などは特に、ヨットのことに集中するあまり後輩とのコミュニケーションを積極的に取れていません。名工大ヨット部は現在部員が少なく、1人1人が非常に重要な存在です。同期、後輩問わずしっかりと向き合えるよう時間の使い方を工夫していきたいです。

新たに470チームに入った大学からヨットを始めた1年生3人は、頑張って動作や艤装を覚えようと努力してくれています。最近の練習では、人数的な問題やレース前の時間の無さなどから満足に乗せてあげられずに申し訳なく思いますが、そのような限られた時間の中で少しでも効率よく練習を運べるよう、1年生の苦手や不安、疑問などを把握して一緒に解決していきたいです。

また、スナイプ級は現在の4年生が抜けたら現2年生が最上級生になり、練習体制を整えるだけでも難しくなります。OBさんがいない時などは出せる艇も限られてしまい、共に練習する機会も増えると予想できるため、それに伴った練習方法も考えていきたいです。

マネージャーも同様で、現4年生が抜けてしまうと1年生マネージャー1人になってしまうため、不安や負担をかけ過ぎないよう、現在の選手とマネージャーの役割分担も見直した上で、無理をかけない体制を考えていきたいです。

 

 


余談ですが、僕の乗せたクルーの1年生が、休憩の際にペットボトルのキャップを開けて渡すということを覚えてくれました。これは大きな進歩です。

 


これで今回のブログを終わります。次回はsnipe級2年の酒井瑞生です。いつも難しい顔をしている彼はきっと1年の最後に向けて色々な思いを抱いていることでしょう。

 

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粉塵爆発が撮れました。