名古屋工業大学ヨット部

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6/22.23 練習報告

いつもお世話になっております。スナイプ級4年の二見凜人です。

 


6/22.23の練習報告をさせていただきます。

 


今週の活動にあたり、OB.OGの児玉さん、森本さん、豊田自動織機の加佐原さんにお越しいただきました。いつもありがとうございます。

 


6/22

この日私は加佐原さんのクルーとして練習に参加しました。午前は帆走をしました。中デッキからオンデッキくらいの風域でした。この風域で加佐原さんは名工のどの船よりもヒールを残して走っていました。私乗っていてヒールさせすぎじゃないかと思い最初は起こしてしまうほどでした。理由を聞いたところ、ヒールを残してリーチを開かせることでラルで失速しにくくなるからだと言われました。この日は風の強弱があったためラルで失速しないことは大切で実際名工のどの船よりも失速せず走れていました。また、途中からそのヒールに対してウェザーが強かったためテンションを引いてレーキを伸ばすことでウェザーを減らして走りやすくしていました。午前は出艇して1時間くらいしたら風が弱くなってしまったため私たちはすぐ着艇しました。午後は風が吹いてきたタイミングで出艇して最初は一橋OBの野澤さんの船と帆走をしました。オンデッキくらいからハイクアウトくらいの風域で、この風域は私の中ではブローで起こしてフラットにしたいところだったのですがいざフラットまで起こしてみるとアンヒールは入っていないですが下流れするような感覚がありクルーだとやはりスキッパーより分かりづらいと感じました。私のヒール感パワー感の未熟さもあると思いますが、加佐原さんは帆走中起こし具合などを風の変化に対して常に伝えてくれていたのでもっと自分もペアに伝えていく必要があるなと感じました。

この日は風がなくて陸にいる時間もあったためチューニングのお話もしました。加佐原さんはレーキ、プリベンド、スプレッダーの長さ、の3つのうち2つを固定して1つを変化させてその日の練習で何がいいのかを確かめに行くと言っていました。1つだけ変化させる理由は良くない理由が何かを明確にするためだそうです。これまで私もさまざまなチューニングを作って海で試していましたがいいチューニングをなかなか見つけられずにいましたが、いい方向に向かっている気がしていなかったのでこれから参考にしようと思いました。また、個戦予選の結果や反省から出た疑問点なども相談させていただきました。加佐原さんには新体制になってから練習に来ていただいたり、レースに一緒に出させてもらったりして、たくさんご指導していただいています。いつもありがとうございます。

 


6/23

この日は来週1年生全員がレースに出場するということで午前はレースに向けてマーク練、スタート練をしました。1年生は初めてということで自分は昔何が分からなかったから思い出しながら教えていました。1年生のミスを見て自分も昔よくやっていたなと思い懐かしさも感じました。午後は再出艇してすぐ帆走をしましたが、30分くらいで風がなくなってしまったため1.2年生の沈起こし練習をしました。1年生の大半は初めてだったのでいい経験になったと思います。

 


以上で今週の練習報告を終わります。

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