いつもお世話になっております。
2022年度に続き、2023年度もマネージャーリーダーを引き続き務めさせていただきます、新3年生の松山寛子と申します。
今年度の多大なるご支援ありがとうございました。おかげさまで、今年もインカレに出場し全国の舞台を経験することができました。
そのインカレの経験から私が肌で感じたことは、全国の強豪大学が優れていることは、選手のセーリング技術だけではなく、支援者のサポート技術もトップレベルであるということです。
2023年度の名工の目標は選手が立ててくれた全日本インカレ総合6位です。
この目標を達成するには練習とレース時のサポート体制も、全日本インカレ総合6位を取るような大学に合わせていき、今よりも強化させ進化していく必要があると考えました。
私達マネージャーは、後は選手が力を発揮するだけ。という状況を常に作らなければいけません。
上記のことをふまえて2023年度のマネージャーの目標を掲げます。
「マネージャーを5人以上、新しく入部してもう。その子たちをインカレまでに1人前に育てる」
過去にマネージャーが1年に5人以上一気に入ってくれた年は、おそらくありません。2022年度に入ってくれた新規マネは名工0、金城1人です。
この現状を考えると、この目標を達成するのは難しいと考えてしまいます。
しかし、私は本気です。
なぜ、5人以上なのか。それは次の2つの理由があります。
1 マネージャーが体調を崩したり用事があっても安心して休める環境を作るため
2 泊まりが再開したため、20人分以上のご飯をつくるため
まず1つ目の理由について、部活を気軽に休むことを推奨しているわけではありません。
私は2022年度マネージャーが少なかったがために多くのことを苦労しました。
体調が悪い、精神も擦り切れている。だけどマネージャーが少ないから無理をしてでも部活に行かなきゃ。、
それを続けた結果倒れて救急車に運ばれました。
もちろんマネ関係なく誰が休んだとしても代わりはいますが、人数が少ない事は休みにくい環境の原因の一つであることは確かです。
選手の練習環境についてはよく考える機会はあると思います。
しかし、マネージャーが選手のサポートに全力を注ぐことに集中できるためには、マネージャー環境も整える必要があるからです。
次に2つ目について、過去の合宿生活では、海に出るマネージャーと陸に残るマネージャーに別れて、海組は練習のサポート、陸組は夜ご飯の準備をしていたそうです。
この事と、全員が毎日来れるわけではないことを考慮してマネージャーの割り振りを考えると
海組
ノロ 1or2人
ウミナリ 1or2人
陸組
食材や生活品、備品の買い出し、調理 3〜4人
合計 5~8人
となります。現在の現役マネ2人です。普段の練習では健康で用事もなく誰も休まなければ回せますが、レースの時は正直きついと感じる部分もあります。さらにこれからはご飯も作る必要があると考えるとマネだけでは人手が到底足りません。危機を感じています。
以上が、私の目標と、その目標を立てた2つの理由です。
その目標を達成するための一つとして、今年はさらに新歓に力を入れます。
選手目線での宣伝は多くある事に対して、マネ目線での投稿は少ないため、マネージャー関連のTwitterとInstagramの投稿やストーリーをあげる個数を12月から2月は月に4個以上、3月から5月は月に12個定め、マネ専用新歓を開催しより新入生にマネージャーの魅力を伝えて、ぼんやりしたマネージャーの仕事内容を明確化していければと考えています。
二つ目に、ただ人数を増やすだけではなく、去年の2022年度マネージャー目標で立てた「マネージャー1人1人が自主的に選手や部活ために何をすべきか考えることができるような体制」も継続し、マネージャー全員が練習やレースの仕事内容を把握し臨機応変に動けるようインカレまでに育てていきます。
そのために2つのルールを作ります。
1、マネージャーは夏休み中に船舶免許を取得すること。
4月から7月の間に運転を練習し、8月、9月に船舶免許を取り、11月のインカレまでには1人前になればと考えています
2、マネージャーもレース等サポートメンバーとして必要に応じて反省MTをする。
改善点を共有することでサポート体制を強化する狙いがあります。
また、ご飯作りも同じようにただ作るのではなく、美味しさはもちろんのこと、栄養管理の行き届いたご飯を作ることで選手が元気に練習やレースに挑むことができるようにしたいと考ています。
最後になりましたが、熱心な選手への指導に加えてマネのことまで気遣ってくださるOBの方々、最近体調の崩しがちな私に寄り添い、何度も蒲郡に足を運んだくださるOGの方々、本気で名工ヨット部を良い方向に変えようと尽力してくださる監督、コーチをはじめ、名工大ヨット部を支えて下さる全ての皆様に感謝し、選手の努力が報われるようサポートに努めていきます。
これで私の挨拶とさせて頂きます。