お疲れ様です。470級3年髙野陸斗です。
5/14.15にて行われた春季中部学生ヨット選手権大会の結果報告をさせていただきます。
この大会を通して、石川監督、村田コーチ、五十嵐さん、土田さん、岩田さん、鈴木さん、阪倉さん、上村さん、濱口さん、内藤さん、吉見さん、水野さん、谷川さんにレースをサポートしていただき、大野さん、森本さんに運営として大会に携わっていただきました。ご支援ありがとうございます。
最終結果として、470クラスが優勝、スナイプクラスが4位という成績を残しました。
○470クラス1R〜4R
4770 髙野・野首
4769 竹尾・都筑
4704 森・橋本
○470クラス5R
4770 髙野・都筑
4769 竹尾・橋本
4704 森・野首
○スナイプクラス1R〜5R
31690 酒井・衣川
30358 木村・二見
30188 松下・加藤
1日目は良いコンディションでの出艇となりましたが、1R終了後に強い風が入り、一時帰着しました。その後、風が落ち着き再び出艇し2R成立、3Rは470のトップが1マークに差し掛かったところでスナイプ級の規定風速を超えたことによりノーレースとなりました。
1R、2Rともにスタートして走るというヨットの根本的部分のみで他艇と大きく差をつけました。しかし自分達の走り自体が良かったとはいえず、やはりレースになると100%を出せないという壁にぶつかり、練習の質の向上が必須だと感じました。
レース展開としては、1つのUFDがあれど、名工3艇の成績としては1.2.3位フィニッシュ、1.3.4位フィニッシュ、1.2.3位(1マーク後中断)という安定した走りをすることができました。
ただ、8m/sの風でボートコントロールがままならないような艇が多かったため、コースを引いて勝つべくして勝ったという内容ではなく、あまり実感のない勝利となりました。
また、2Rスタート前にフォアステイが落ち、APの間に直しきれずスタートに間に合わないという事態になってしまいました。そこから挽回できたということをプラスに捉えることもできますが、自分の整備不足、時間管理不足に情けなさを感じました。
2日目は、前日得た反省を全員が意識して走っていたように思います。
3R(この日の1レース目)は前日と同様に良い風が吹いた中でのレースとなりました。徐々に風が落ち始めコースがより重要になるようなレース展開でした。2レグでスピンの結び目が取れてしまうトラブルがあり、ダウンウインドでスピンを上げられずに順位を1つ落とすということがありました。これがインカレだったらと思うと、一気に30位程落ちるという事態に繋がってしまうため細部へのこだわりを強く持たなければならないと再認識しました。1.3.5位フィニッシュとなりました。
4Rはターゲット艇を定め、抑えて走ることを意識しました。自分に艇速があることによるメリットは単純に良い順位を取れるというだけでなく、潰したい船を自由に潰しに行けるということにあると思います。大差で1位を取るより、僅差で1位をとり、自チームの艇をサポートする走りが効率的だと気づくことができました。1.2.8位フィニッシュとなりました。この時点で優勝が確定していたようです。
5Rは全艇ペア交代があり、初となる編成でレースに臨みました。この先の勝利を見据えたポジティブな乗員交代ができ、良い経験を積むことができました。初ペアでの探り探りのレースは得たものが大きかったです。風が落ちたこともあり艇同士の差がつきにくく、1上でつけられてしまった愛大との差が更に風が落ちた後半のレグで縮めることができず、名工全体として非常に苦しい展開となりました。3.6.12位フィニッシュとなりました。
レース全体として、「自分を潰しに来た他大の船への執着がありすぎたこと」がユニークな反省点として浮かびました。一度でも被せてきた船はフィニッシュまでに絶対に落とすという謎の心持ちがあり、フリート全体を見渡せていなかったように思います。負けず嫌いなところがあるのでこのスタンスを崩す気はあまりありませんが、そればかりに気を取られない様にしたいと思います。
チームとしては各々が明確に反省点を自覚できたと思います。成績として優勝を残しましたが、誰1人として浮かれた様子を見せず、少し寂しくもありましたが同時に非常に頼もしく思えました。また、露呈した整備不足も1つずつ潰していこうと思います。団体戦予選までより一層中身の濃い練習を重ね、次は素直に喜べる様な優勝を飾りたいです。
以上で大会報告を終わります。
