お疲れ様です。snipe級4年水野利紀です。
11月3日(水)〜11月7日(日)にかけて開催されました第86回全日本学生ヨット選手権大会について大会報告をさせていただきます。
今大会は今年度のチームで出場する最後の大会となりました。
◆11月3日(水)
この日は6〜7m/s程のいい風が吹いていたので、大会受付と計測を済ませた後、両クラス共に2時間ほど出艇して大会前の最終調整を行いました。
着艇後は支援艇に積む備品の確認をして、大会に備えて早めに解散しました。
◆11月4日(木):レース初日
この日は大会初日で、5〜6m/s程の風が安定して吹いており3レースを消化しました。
個戦インカレに続いて、ビックフリートでの戦い方に苦戦し、レース中は常に後ろの方であまりいい景色は見れなかったです。
僕個人としては、第1レーススタート後にトラベラーがバーストするトラブルも発生してしまいました。隣のバースだった早稲田大学さんは出艇前と出艇後の1日2回必ずネジとシートの確認をしていて、常に100%のパフォーマンスを出すための努力を怠っておらず、そういう所は今後の名工大も見習っていきたいポイントだと思いました。
◆11月5(金):レース2日目
2日目は6〜8m/sの強風が安定して吹き、3レース消化できました。
初日の結果を引きずることなく、しっかりと気持ちを切り替えてレースに臨みました。
この日の第1レースの1上は20位前後の順位に位置づける事ができましたが、マーク回航などで段々と順位を落としていき、フィニッシュする頃には45位でした。
全国の強豪と比べてもボートスピードで負けているとはさほど感じませんでしたが、マーク側の攻防やコース取りの戦術などでビッグフリートでのレース経験の差が出ていると感じました。
逆にリーチングのレグでは余裕で5.6艇前の船にも追いつくことができ、かなり自信に繋がりました。
◆11月6日(土)、7日(日)
レース3日目と4日目は朝から風向、風速が安定せずノーレースとなり、大会はそこで終了となりました。
最終成績は以下の通りです。
470級 21位/24校中
snipe級 21位/24校中
総合 16位
初日から2日目にかけてチーム全体で調子を上げて来ていて、ここから全国に爪痕を残そうと指揮を高めていたのに、後半2日レースが無くそれが叶わなかったのはとても悔しく残念でした。最終日の着艇後は、「このチームでもっと上に行きたかったし、行ける力はあるはずだった」という思いが強かったです。
今大会は1、2年生の選手もレースメンバーとしてレースに出場させることができ、来年以降に繋がるレースにすることができたと思います。
1年後、2年後のインカレで後輩達には今年よりも良い結果を残してもらいたいと思います。
大会報告は以上となります。
4年生はこれを持ちまして引退とさせていただきます。
これまでご支援して下さったOB、OGの皆様、石川監督、村田コーチ本当にありがとうございました。
今後はOBとして後輩育成の方に尽力してまいりたいと思います。
4年間ありがとうございました。
最後に今大会では運営、応援に沢山のOB・OGの方々が来てくださいました。皆様本当にありがとうございました。
470級最終成績
スナイプ級最終成績