名古屋工業大学ヨット部

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団体戦予選を終えて#9

こんにちは、スナイプ級3年社会工学科の中山朋紀です。

 


僕は団体戦ではスナイプのレースメンバーとして出場させてもらいました。

 


去年もレースメンバーのクルーとして船に乗せてもらい、今年は二度目の団体戦となりました。とてもお世話になっている四年生の先輩方にとって4年間の集大成といえる団体戦なので絶対に勝って、本選へ出場するという目標で挑みました。

 


結果は敗戦、僕は実力不足により、いいコースも引けずに、ペアの侑大さんやチームの足を引っ張ってしまいました。最後のレースが終わったとき、涙が出そうになり、侑大さんの顔を見れなかったです。多くの反省点を感じました。

 


負けた三重大学との差は大きく、正直1日目の時点で僕たちの結果が悪く、三重大学と大きく差が開いてしまいました。2日目は風が吹き安定した順位を取れてはいましたが三重大学には及びませんでした。

 


例年のような十分な練習時間はなく、あっけなく終わってしまった感覚があり、レースが終わった後もチームの中に悔しさや悲しさなどの雰囲気は少なく、次に控えるレースに前向きに気持ちを切り替える人が多く見られました。

 


レースの結果を見ても悔しさを感じられるほどの実力差ではなかったのだろうかとか、あっけなく終わってしまったとか、気持ちの整理がつかず、うまく切り替えられていません。

 


三重大学のスナイプチームは個人個人の帆走力やスタートの成功率など実力的に僕らよりも上な点もありましたが、なによりも団体戦というレースの状況でもチームとしての団結力や楽しそうな雰囲気は失わず、無駄な気負いや緊張がないように思えました。

 


逆にぼくたち名工大団体戦が近づくにつれて、チームの団結力というか雰囲気があまりいいようには思えませんでした。今思うとその雰囲気は緊張によるピリつき感というよりは、チームとしての一体感の無さという感じだったと思います。

 


団体戦において、チームの団結力は勝敗に直結していきます。チームの団結力とは艇間の情報交換や戦略的なコース引きをすることだけではありません。互いに鼓舞し合い、勇気づけて、励まし合うなどの声かけも重要だと思います。そういう声かけは仲間内では恥ずかしかったり、実際のレース海上ではしにくい部分はありますが、共に闘うチームメイトとしては常に励まし合って、勝ちを目指すことが大事なのではないかと感じました。

 


代替わりをしたら僕はスナイプリーダーを務めさせていただくので今回の悔しさを忘れずに、ヨットの実力だけではなくチームとしての団結力や、組織力という部分も成長できるように頑張りたいと思います。

 


以上でブログを終わります。

 


次回は僕と同じくスナイプ級のレースメンバーだった同期の大野智也です。

彼も感じることが多くあったと思うので、気になります。

 

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